平成28年度 - みんなの浜名湖シンポジウムの開催

 

 浜名湖が、世界文化遺産富士山をはじめとした世界クラスの資源群に匹敵する、本県にとって重要な地域資源であることを広く県民に再認識していただくとともに、浜名湖の持つ多彩な魅力に着目し活動している地域団体の参加の下、浜名湖を活かした地域活性化方策について考えるシンポジウム「みんなの浜名湖シンポジウム~浜名湖とコラボレーション~」を開催しました。

【日時】平成28年9月3日(土) 13:00~17:00 (12:30開場)

【会場】ボートレース浜名湖 (静岡県湖西市新居町中之郷3727-7)

【主催】静岡県 一般財団法人自治総合センター

【後援】総務省 浜松市 湖西市

【プログラム】

 ■基調講演   講 師  別所 哲也 氏

          テーマ  別所哲也が感じた「浜名湖の魅力」

   ■パネルディスカッション

        コーディネーター   根本 敏行 氏

         パネリスト    守る・・・窪田 茂樹 氏

                  癒す・・・金原 貴  氏

                 つながる・・神谷 尚世 氏

                学識経験者・・加藤 裕治 氏

  ■分科会 テーマに分かれた意見交換

交流会開始

基調講演(講師:別所哲也氏)

多数の出席をいただきました

パネルディスカッション


【シンポジウム報告】

 講演に先立ち、浜松市の星野副市長より景勝地である浜名湖は外国人の爆買いが落ち着き富裕層の関心が「普段の営み・風景」に変わってきている今がチャンス、湖西市の丸谷副市長より浜名湖とコラボしながら世界クラスの資源を発信していきたいというあいさつをいただきました。

 基調講演では講師の別所氏から、日本人は”ものづくり”は得意だが、”ものがたり”が下手だと言われている。バラバラの素材をどうやってつないでいくか考え、物語(ものがたり)を感動に変えていくことが必要で、その手法として観光PR映像のコンペティションや地域プロモーション映像の作り方講座の紹介がされました。また、浜名湖は「フランスのプロバンスのようなところ」とPRしているそうで、南フランスのリゾート地のような雰囲気があり、もっと世界の人が来て浜名湖の良さを体験してもらうために、魅力を発信する必要があるというアドバイスをいただきました。

 パネルディスカッションでは、各パネリストが浜名湖に関わる活動を紹介。コーディネーターの根本氏からは、浜名湖には多くの資源があるが”ものがたり”がないのが現状で、ものづくりからの転換が必要といいう総括がありました。 

 会場ではパネル等の展示も行われました。


 会場を移しての分科会は短い時間でしたが、浜名湖についての貴重な情報交換の場となりました。

◆浜名湖を「癒す」

「”海の癒し””山の癒し”など、いろいろな癒しがあるが、浜名湖はコンパクトにいろいろな癒しが集まっている」

 

「浜名湖の魅力を地元の人がどれだけ知っているか疑問?知っていないと発信することができない」

 

「浜名湖に多くの人が来て、豊かな自然やおいしい食べ物に触れて癒されてほしい・来てもらうためには浜名湖の良さを知ってもらうためのPRが重要」

◆浜名湖を「守る」

「鷲津の気船場の復活ができればいいが、難しいだろう。庄内半島で盛んだった白菜栽培の白菜を船で運んだことなどの歴史を伝えていくことも必要」

 

「写真展などを開催して、昔は舟運が盛んだったことを知ってもらいたい」

 

「最近やっと環境教育が始まった。小学校で環境教育を行っているが、広い範囲で体験してもらい、子供が大人になっても覚えていてくれるようにしたい」

 

「昔は浜名湖のアマモを肥料として使いエネルギー循環がされていたが、化学肥料を使用するようになった現在は放置されたアマモが腐り悪臭を放ち、景観も損ねている。資源の活用も兼ねた取り組みを進めていきたい」

◆浜名湖を「つなぐ」

「つなぐ場の管理・・・どういうつなぎ方が望まれているか考えなくてはいけない」

 

「耕作放棄地対策・畑で人が呼べるように!・・・農家とお客さんをつなぐ!」

 

「人と自然をつなぐ活動を20年くらいしている」

「別所氏はいろいろな知恵を待ったかた方だと感じた。今日の講演は次のステップの参考になった」

「地方創生回廊をつくろうと思っている」

「水辺の活動を全国でプロモーションする」など、参加者が自分たちの活動を発表